「WooCommerceで配送日や時間を設定したいけど、思ったように設定できない……」
もし今、あなたがそう思っているなら、もしかすると私と同じところでつまずいているかもしれません。
今回、ママ友から依頼された案件で、WooCommerceを使ったオンラインショップの配送設定をすることになりました。
最初は、

「配送日の設定くらいなら、なんとかできそう」
と思っていたのですが……。
実際に触ってみると、想像以上に苦戦。
しかも、最初は無料のLite版プラグインに自分でコードを追加して対応していたものの、実際にショップを運用してみると「これでは使いにくいかも……」という問題も見えてきました。
そこで最終的に、使用していた「Order Delivery Date」をLite版からPro版へ変更することに。
この記事では、細かい設定方法ではなく、
「なぜLite版では難しかったのか」
「なぜ自分でコードを書く方法からPro版へ切り替えたのか」
という、実際の案件での判断の流れをまとめます。
※具体的なPro版の設定方法については、次回の記事で詳しく紹介する予定です。
WooCommerceの配送設定をすることになったきっかけ
今回の案件のきっかけは、ママ友からのこんな相談でした。
「ショップのホームページ、ちょっと見てもらえない?」
見てみると、WooCommerceを使ったオンラインショップ。
商品の販売だけではなく、配送する曜日や時間などを細かく設定する必要があるショップでした。
正直、最初は少し不安でした。

「これ、私にできるかな……?」
Web制作を勉強しているとはいえ、これまで学んできたHTMLやCSSとは少し違います。
しかも今回は、実際にお客様が利用するショップ。
間違った設定をしてしまえば、注文時にお客様が困ってしまう可能性もあります。
ただ、
「分からないからやめておこう」
では、いつまで経っても実案件には進めません。
そこで、まずは実際に管理画面を触りながら、
「今どういう設定になっているのか」
「何ができていて、何が足りないのか」
を確認することから始めました。
100日チャレンジで学んできたこととは少し毛色の違う内容でしたが、実際の案件に触れられる貴重な機会だと思い、挑戦してみることにしました。
もともと使われていた「Order Delivery Date」のLite版
ショップの設定を確認してみると、配送設定には「Order Delivery Date」というプラグインが使われていました。
使われていたのは無料のLite版です。
Lite版でも、
- 配送可能な日付をカレンダーから選択する
- ある程度の配送スケジュールを設定する
といった基本的な機能は使える状態でした。
なので、最初に見たときは、

「これなら、このまま設定を調整すればいけそう!」
と思ったんです。
まずは現在の設定を一つずつ確認しながら、必要な機能を整理していきました。
Lite版に自分でコードを書き加えてみることに
今回の案件で必要だったのが、「店頭受け取り」という選択肢を追加することでした。
ところが、使用していたLite版には、その機能が最初から用意されていませんでした。
そこで考えたのが、
「なければ、自分で追加してみよう」
という方法です。
Web制作を勉強している身としては、ここはちょっと腕の見せどころでもあります。
分からない部分を調べながら、試行錯誤。
そしてなんとか、ショップ上に「店頭受け取り」の選択肢を追加することができました。
実際に動作も確認でき、しばらくその状態でショップを運用することに。
これは個人的にも、かなりうれしい経験でした。

「調べながらでも、自分でコードを書いて実際のショップに機能を追加できた!」
勉強しているだけではなかなか味わえない、実案件ならではの達成感です。
「動くけど、ちょっと使いにくい……」問題が発生
ところが、実際にお客様に使っていただくようになると、少しずつ気になるところが出てきました。
自分で追加したコードは、あくまでも
「店頭受け取りを選択できるようにする」
ための最低限の対応。
もちろん、機能としては動いています。
でも、
「お客様にとって本当に分かりやすいのか?」
と考えると、少し不安が残りました。
実際に運用してみたことで、

「あれ?これって、お客様から見たらちょっと分かりにくいかも」
という部分が見えてきたんです。
ここで改めて実感したのが、
「動くこと」と「使いやすいこと」は違う
ということでした。
自分では「ちゃんと動いているからOK」と思っていても、実際に使う人の立場になってみると、別の問題が見えてくる。
これは今回の案件でかなり勉強になった部分です。
Lite版のままカスタマイズする?それともPro版?
そこで悩んだのが、
「このまま自分でコードを書いて対応し続けるのか?」
ということでした。
もちろん、自分でカスタマイズしていく方法もあります。
勉強にもなりますし、「自分で作った」という達成感もあります。
ただ、今回の目的は「自分の勉強」ではありません。
あくまでも、
お客様が安心して使えるショップにすること。
ここは忘れてはいけない部分です。
そこで、案件を依頼してくれた友達とも相談しました。
話し合った結果、
- 自分のコードだけで使いやすさまで作り込むのは大変
- 今後の管理や修正のことも考える必要がある
- お客様が迷わず注文できることを優先したい
- 店頭受け取りを含めた配送設定に対応できるPro版がある
ということから、
「それならPro版の機能を使ったほうが確実なのでは?」
という結論になりました。
自分で作った機能を手放すのは、ちょっと複雑
正直に言うと、自分で書いたコードをやめてPro版に切り替えるのは、少しだけ複雑な気持ちでした。
せっかく調べて、試行錯誤して、なんとか動かしたものだったからです。
「ここまで頑張ったのに、プラグインを入れたら解決するんだ……」
という、ちょっとした悔しさもありました。
でも、そこで大事なのは、
「自分が頑張ったかどうか」ではなく、「お客様にとってどうなのか」
なんですよね。
Web制作の仕事では、自分が書いたコードを使うこと自体が目的ではありません。
最終的に、
「使う人が困らないか」
「今後も管理しやすいか」
「安定して運用できるか」
を考える必要があります。
そう考えると、今回Pro版へ変更するという判断は、むしろ必要な選択だったのだと思います。
Order Delivery DateをPro版に変更してみた
ということで、最終的に「Order Delivery Date」をLite版からPro版へ変更しました。
実際にPro版にしてみると、Lite版では対応しきれなかった部分も設定できるようになりました。
それまで、

「ここ、どうしよう……」
と悩んでいた部分が、プラグインの機能を使うことでスッと解決。
地味ですが、かなりホッとしました。
そして同時に、
「最初から全部自分で作ろうとしなくてもよかったんだな」
とも思いました。
もちろん、自分でコードを書くことが悪いわけではありません。
むしろ、今回自分でカスタマイズしてみたからこそ、
「ここから先は自作するより、既存の機能を使ったほうがいい」
という判断ができたのだと思います。
今回の案件で学んだこと
今回の経験を通して、いくつか大きな学びがありました。
①「動いている=完成」ではない
これは今回、一番強く感じたことです。
自分が想定した通りに動いていても、実際にお客様が使ってみると、
「分かりにくい」
「操作しづらい」
「もっとこうだったらいいのに」
という部分が出てくることがあります。
実際に使ってもらって初めて分かることがある。
これは、実案件だからこそ気づけたことでした。
② 自分でコードを書くことが正解とは限らない
勉強していると、
「できるだけ自分でコードを書いたほうがいい」
と思いがちです。
私自身もそうでした。
でも、案件では必ずしもそうではありません。
すでに必要な機能を持ったプラグインがあるなら、それを利用したほうが、
- 安定性
- 保守性
- 作業時間
- お客様の使いやすさ
という面でメリットが大きいこともあります。
「自分で作れるか」ではなく、「何が一番いい方法なのか」を考えることもWeb制作の仕事なんだな
と感じました。
③ お客様目線で考えることが大切
今回、自分が実際にコードを書く側になったことで、
「動けばOK」
という考えになりかけていました。
でも、ショップを使うのは私ではありません。
実際に商品を購入するお客様です。
だからこそ、
「初めてこの画面を見た人でも迷わないかな?」
という視点を持つことが大切なんだと実感しました。
④ 100日チャレンジの勉強と実案件はやっぱり違う
HTMLやCSSを勉強して、
「少しずつ分かってきた!」
と思っていても、実際の案件になると想像していなかった問題が次々に出てきます。
今回も、
WooCommerceの設定
→ プラグインの仕様
→ コードのカスタマイズ
→ 実際のお客様の使いやすさ
と、一つの案件の中で考えることがたくさんありました。
勉強しているだけでは分からなかったことを、実際の案件を通して学べたのは大きかったです。
まとめ|「できるかどうか」より「どうするのがベストか」
今回は、WooCommerceの配送設定をきっかけに、「Order Delivery Date」のLite版からPro版へ変更した経緯についてまとめました。
最初は、
「Lite版にコードを追加すればなんとかなる!」
と思っていました。
実際、店頭受け取りの機能を追加することもできました。
でも、実際に運用してみると、
「動くけど、もっと使いやすくできないかな?」
という新しい課題が出てきました。
そこで、自分でさらにカスタマイズを続けるのではなく、プラグインのPro版を利用するという選択をしました。
今回の経験で学んだのは、
「自分で作れること」と「自分で作るべきこと」は違う
ということ。
そして、
「自分が頑張ったかどうか」よりも「お客様にとって使いやすいかどうか」を優先することが大切
ということでした。
まだまだ分からないことだらけですが、こうやって実案件で一つずつ壁にぶつかりながら学んでいくのも、Web制作の面白さなのかもしれません。
次回は、今回Pro版へ変更した「Order Delivery Date」で、
実際に配送曜日や配送時間、店頭受け取りなどをどのように設定したのか
を、画面を見せながら具体的に紹介していきたいと思います。
「WooCommerceの配送設定で困っている」という方の参考になればうれしいです。


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